Act for 選択肢が選べる時代に生まれた私だからこそ”

25才のときに8人兄弟の長男だった祖父が亡くなりました。
お葬式のとき祖父の兄弟から、祖父は美術の学校に行きたかったけれど家族を支えるために学業より家を支えることを決意し、働きに出ていたということを聞き、ハッとしました。
25才の私は好きな仕事を選べて、お休みの日は友人とも会え、自分が好きなようにお金使えるなど選択肢に溢れているけれど、たった2世代前、たった数十年前の日本は、自分の好きなことをしたくても選べない時代だったということを、祖父という身近な存在を通じて改めて感じた瞬間でした。

少なくとも祖父に比べれば選択ができる時代に生きる私だからこそできることはなんだろう?と考え始めたのをきっかけに、31才になった今年からフェアトレードに関する会社で働いています。
会社としても10年ぶりの採用とのことで、全く違う業種からの転職で勉強の日々ですが、自分が「これ使って本当によかった!」と思うものを人に伝えたくなる私らしさも合わせて、よりよいものが社会に広がっていくためのお手伝いが出来ればと思っています。
そんな私の身近なアクションをご紹介します。

Profile

名前:かなさん
年齢:31才
キーワード:自分がいいなと思ったものを人へ伝えることが好き、
      旅行・キャンプ、料理、畑仕事

Action 1
”台所周りでプラ製品を使いたくない方は、みつろうラップ&Stasherがオススメです!”

普段からなるべくプラスチック製品を買わないようにしている私ですが、台所周りではみつろうラップとStasherを使っています。Stasherは環境に配慮した安全で繰り返し使えるシリコン製の保存容器を販売しているメーカーで、野菜や食品をそのまま入れて密閉でき、湯煎やレンチンもできるので、とてもオススメです!

食品をそのまま保存できるStasherのシリコン容器
果物も保存できます

何かとゴミが出やすい台所周り。
みつろうラップやStasherを駆使することで、ゴミレスな心地よい生活を送るのはいかがでしょうか?

Action 2
”エコボトルは使い勝手も抜群なKINTOがオススメです!”

普段のお水は水道水に炭を入れて飲んでいる私。
エコボトルでは、KINTOというメーカーのボトルを使っています。毎日使いたくなる機能とデザインがウリで、持ち手もあってとても使い勝手がよくオススメです。

家の飲み水
愛用しているKINTOボトル

普段の飲み水から自分が気に入った道具などを使っていくと、毎日の生活が楽しくなってきます。
あなたもお気に入りのエコボトル等を使って、日々の生活にちょっとした彩りを加えるのもいかがでしょうか?

Action 3
”おうち時間をきっかけに、家の家具をアップサイクルするのはいかがでしょうか?”

私とパートナーは、つくることが何かと好きなタイプ。
おうち時間をきっかけに捨てられてしまう廃材をでゲットし、リビングのテーブルを作りました!サイズや色味などデザインを自分たち色に仕上げることができ、愛着も湧いて自然に大切に長く使おうと思ったりします。
思ったより簡単につくれますし、つくる工程もとてもわくわくして楽しいですよ。
あなたも自宅のテーブルや椅子、ちょっとした家具などから自分好みにアップサイクルしていくのはいかがでしょうか?

廃材からDIYした机です

Action 4
”少し勇気を出して新しいライフスタイルを取り入れてみるのはいかがでしょうか?”

近くの地域で生活共同体TSUMUGIというコミュニティがあり、参加し始めました。
「食と暮らしの試着室」をテーマに様々なメンバーで畑や田んぼをシェアしながら、Slackで情報交換しあったりするなど、まるで小さな町のようなコミュニティで新たな視点を得ることができます。
自給自足の生活を仕事をしながら自分たちだけで行うのは大変だったりしますが、コミュニティ活動としてシェアしながらやることでハードルが低く楽しく取り組めるなと思っています。
新しいライフスタイルを取り入れるのはとてもエネルギーがいることがですが、今までとは違う生活の視点や方法に出逢えるのは逆にとても新鮮で、一歩踏み出せば色々と新しいことにチャレンジしたくなるのでオススメです!

みなさんも、少しの勇気で新しい新鮮かつ刺激的な生活にアップデートしてみるのは如何でしょうか?

●最後に

コロナがあってから海の近くに住むようになり、そこから海洋ゴミが気になり始め、行きつけのカフェで主催しているごみ拾いに参加するなど、31才からこれまでとは全く違う新しい生活が始まりました。毎日穏やかでありながら刺激的な生活を送っています。
20代のせわしない日々を経て、自分の心が喜ぶことは何かと考えることが習慣になりました。自分の心に従って、自分が心地よい選択をし続けること。自分で自分を楽しませながら、動物にも、働く人々にも、環境にもよりよいフェアな暮らしが送れるよう、これからも生活を楽しんでいきたいと思います。