高校生の時に自分自身の体について向き合うきっかけがあり、体と心の健康に興味を持ち始めた私。
熊本の大学に進学し、現在は大学院で発酵食品内に含まれる乳酸菌がどのような物質を生産するのかを、遺伝子レベルで解析しています。
そんな大学生活を送るなか、2016年に熊本地震を経験。
初めて水がない経験をし、お茶で顔を洗ったり、歯を磨きました。
九州では豪雨被害も頻発するようになり、地震や豪雨などの災害を通じて地球の変化を肌で感じることが多くなった気がします。
もう自分の体をないがしろにするような生活には戻りたくない。
栄養を切り口に自分の心身と環境に優しいアクションをしている、そんなわたしの身近なアクションをご紹介します。
Profile
名前:あいさん
年齢:26才
キーワード:食と栄養、九州住まい、遺伝子の研究おもしろい!
Action 1
”自分にあった食の在り方を探してみるのもいかがでしょうか?”
熊本の大学で環境系の学部に所属していましたが、ストレスからコンビニ食ばかり食べ、夜更かしをし、肌が荒れまくって・・とまた身体を壊しそうなときがありました。健康に興味があって進学したのに何をしているのか、ちゃんと自分を立て直そうと思い直し、そこから身体は資本であることをより一層意識するようになりました。
乳酸菌の研究の一環で腸内環境について色々と調べたことがあるのですが、動物性たんぱく質があまり腸に良くないことも分かり、そんななかSNSでヴィーガンの人と仲良くなったこともあり、昨年8月1日からヴィーガンにもなりました。
地域に住んでいるとその地域ならではの食文化や食の歴史がありますが、それらは尊重すべきものであり、個人の選択としてヴィーガンを選んでいます。
私は健康や栄養学の観点から食の見直しをはかりましたが、あなたも自分にはどういう食の在り方がよいのか、一度考えを巡らせてみるのもいかがでしょうか?
Action 2
”正解がわかりづらいからこそ、試しに使ってみるを始めるのはいかがでしょうか?”
サステナブルの商品を見つけたら、まずは買ってみるということをしています。
例えば、シャンプーでは動物実験を行わず動物由来成分を一切使わないヴィーガン仕様のダイアン ビートゥルー(Diane Be True)を買ってみました。
本体容器も96%リサイクルプラスチックボトルを採用し、ヴィーガンケラチン(加水分解エンドウタンパク)をはじめ、廃棄されたバラの花びらなどのアップサイクル原料やサステナブルな原料も使用しているようです。使った感じは通常のシャンプーと遜色なく、背景を知りながら使うことで気持ちも良かったです!
その他動物性か植物性かで商品が選べるものは植物性にする等していますし、革製品は買わないようにもしています。
何が正解かなかなか難しい消費財の購入。
それでもまずは気になるものから使って試してみる!を始めるのはいかがでしょうか?
Action 3
”車以外の選択肢を使いまくる生活を想像してみるのもいかがでしょうか?”
車がないとしんどいような田舎に住んでいますが、車は買わずに極力自転車を使うようにしています。なんとか日々過ごしていけているので、社会人になっても車を使わずに生きていけそうだなと自信を持ち始めました。
地方に住んでいるとなかなか車がないと不便なことが多いかもしれませんが、まずは自転車でも生活できそうかどうか、やってみるのもよいかもしれません。
あなたも車以外の選択肢で生活ができるかどうか、まずは想像してみるのもいかがでしょうか?
Action 4
”大切なことを思い出させてくれる、児童書モモ”
小学校1年生の時に読んで渡された、児童小説が児童書モモでした。
目に見えているものだけがすべてではない、ということを伝える本で、大人になっても自分の大切なことを忘れないために、月に1回程度本をひらくようにしています。
最近では、デキル大人こそモモを読むべしという東洋経済さんの記事もあるように、子どものみならず大人にも深い気付きを与えてくれる本として評価されているようです。
https://toyokeizai.net/articles/-/190691
最近本がご無沙汰な方や全く違うジャンルの本を読みたい方は、児童書モモを手に取ってみてみるのはいかがでしょうか。
●最後に
エコバック、マイボトルなどは習慣になっていて、衣服も古着などしか着ないなど試してみています。
忙しいとなかなか食の在り方を変えてみるのは難しいかもしれませんが、食の楽しみや食を通じた文化を尊重しながら、栄養学などを学びつつ、これからもあるべき食の在り方・私らしいサステナブルを探求していきたいと思います。